お・も・て・な・し

若い頃、貧乏旅行でしたが初めて海外に行った時のことです。

お金がなかったので各駅停車のような飛行機に乗り、何十時間もかかってロンドンに着きました。

リュクサックを背負っての貧乏旅行でした。

食事も宿泊も最安値のところを探して旅をしました。

ただ一つだけ贅沢したことがありました。

それはロンドンで有名なローストビーフの店に行ったことです。

その頃、若かったせいもあり、肉が大好きで、ライオンのような食生活がしたいと真剣に思っていました。

(現在は、魚、イカ、カニを主食にするサメに変化)

「何としても本場の肉が食べたい」

・・・そんな思いで奮発してローストビーフのお店に行きました。

結果は、肉は日本のものとそれほど変わらず、かかっているタレは、顔をしかめるような不味さでした。

一瞬、嫌がらせかなと思うぐらいの味でした。

世界で一番料理が不味い国に、イギリスがあげられますが納得しました。

醤油を持ってきていたので、不思議なタレを表面から取って、醤油をかけて何とか食べました。

それより驚いたのは、行った店が悪かったのか、お店のサービスの悪さでした。

牧場まで牛を捕まえに行っているのかと思うほど、料理が出てくるまで待たされました。

自分は透明人間になったのかと錯覚するぐらい、水のおかわりを何度お願いしても無視。

能面のような笑顔のない店員さんたち。

醤油をかけて食べているとその能面が崩れ、あきれ顔へ。

私はやっぱり日本が良いと思いました。

毎週、牛丼を食べに○○家に行きますが、イギリスの店と比べると肉の質は落ちますがサービスは10倍です。

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