大きな心

メニューを決めるかのように

 

就職説明会に行ってきました。
たくさんの企業の担当者がブースを設けて大学生と話しています。

この会場には、休憩スペースがあるのですが、そこにたくさんの学生が座っています。
何をしているのかとのぞき込んでみると、入場の際に渡された参加企業一覧のガイドブックを見ています。

一緒に来た友人と相談している学生もいます。
まるで、レストランに入ってメニューを渡された人のようです。

 

参加企業は事前にホームページで公開されているので、仕事が決まっていれば、その企業のブースに直行するはずなのです。
彼らは大学卒業を目の前にしても「やりたい仕事」が決まっていないのです。

レストランで言えば、何が食べたいのかわからず、メニューを丹念に見て決める感じです。

 

将来、自分がしたい仕事が見つからないという学生が多く、学校側も困っていると聞きます。

 

大学生の就職観、第一位は?!

 

ちなみに大学生の就職観でも「楽しく働きたい」が不動の一位です。
(2018年 マイナビ就職意識調査)

まるでUSJなどのテーマパーク感覚です。

いい加減な気持ちで就職先決めているせいなのか、就職が内定しても新卒の59.8%が「入社を決めた企業への入社を後悔している」そうです。
(2018年 就職支援ハタラクティブ)

 

3年以内の離職率も高卒で4割強、大卒で3割強という高い数字です。
(厚生労働省 平成25年統計)

 

それでもまだ就職してくれれば良いのですが、就職も進学もしない大学生は9人に1人、4万人ほどいます。
(2018年 文科省 学校基本調査)

4万人と言えば、市町村並みの人口です。

大学まで出したのに、私が親なら泣けてきます。

 

どうしてこんなことになったのでしょう?

 

子供の頃から「将来の夢」や「やりたい仕事」を考えてこなかったことが大きな原因の一つだと思います。

 

その原因を、探っていくと、夢や将来の仕事を考える以前に、子供達には「希望」がないのではないかと気づきました。

 

「中高生が思い描く将来についての調査」で約半数の生徒が「自分の将来を暗い」と感じているのです。
(2017年 ソニー生命保険調査)

つまり希望がないのです。

 

また文科省の調査では、「自分をダメな人間だと思う」高校生は、なんと72.5%
(平成28年 教育再生会議)で、諸外国と比べると圧倒的に多く問題視されました。

「自分はダメだから希望が持てない」と思い込んでいる子供たちが多くいるのです。

 

どうしてこんなことになったのでしょう。

いろいろ理由はあると思いますが、

大人が勉強という価値観のみで子供たちを評価しがちなことが理由の一つだと思います。

 

例えば、勉強ができるから良い子、できない子はダメな子?!

偏差値の高い学校に行く子は良い子、逆はダメな子。

 

人の価値は、学力だけで決まるものではありません。

人の価値はそれぞれに

私が子供の頃は、虫取り、スズメ取り、ケンカなど、勉強以外に子供たちが自信を持つ場面がたくさんありました。

 

例えば、子供の頃、牛乳瓶の紙のフタを集めるのが、流行った時期がありました。

ゴミ箱を見つけては、中に手を突っ込んで、牛乳瓶のフタを探すのです。

時には、ゴミ箱をひっくり返して、ゴミを出して探すのです。

もう浮浪者です。

お袋と一緒に、大阪の親戚の家に行くことがありました。

都会は今と違って、ゴミ箱が山ほどありました。

たくさんのゴミ箱を見て、鼻血が出るぐらい興奮した記憶があります。

さっそく、ゴミ箱をひっくり返したら、お袋が「かっこが悪いし、それだけはやめてほしい」と懇願。

結局、親戚の家の周辺のゴミ箱を一人で回ることに。

その結果、田舎では、手に入らないぐらいの大量の牛乳瓶のフタをゲット!

この時の気分は、「世界制覇」したような、とんでもない自信が生まれました。

 

きっと今の子は、私のように勉強以外で自信を持つようなことが少ないのでしょうね。

どうすれば子供たちは自信を持つのでしょうか・・・

 

私は、子供たちの興味や関心を大切にし、大きな心で見てあげることが大切だと考えます。

他人に迷惑をかけたり、危険でなかったら、スポーツでも趣味でも子供が興味や関心を持ったことをやらせるということです。

興味や関心が原動力となり、やる気や自信が芽生え、希望につながります。

 

興味や関心を原動力とするために、大きな心で

たぶん、このことは大人でも言える事だと思います。

私たち大人の価値観も昔と比べると、とても偏ってきているように感じます。

マスコミの報道でも「なぜ、これが話題に?!」と首をかしげたくなるものが多々あります。

 

野口英世は海外に留学する前、自分の別離の会(送別会)で散財し、人から借りた留学費用をほとんど使ってしまいました。

今なら裁判です。

それでも当時、彼に惹かれた人たちが、再びお金を工面して、彼に渡し、野口英雄は留学が叶ったのです。

その結果、彼の研究により多くの命が助けられました。

 

時には、大きな心で人を見ることが大切かもしれません。

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